診療時間
午前診 
09:00-12:00
午後診 
15:00-18:00

休診日:水曜午後、土曜午後、日曜・祝日

CLOSE

内科

内科

当院では一般的な採血検査項目は午前中早い時間帯の診療ならば当日に、その他の時間帯は翌日以降に結果をお知らせできます。特殊な検査項目については別途ご相談ください。

診察によって緊急の治療を必要とすると判断した場合には、連携する近隣の医療機関へ迅速に紹介させていただきますので、ご安心ください。

糖尿病

体内には血中の糖分を細胞へ取り込ませることで血糖値を適切にコントロールするインスリンというホルモンがあります。このインスリンは膵臓から分泌されますが、この分泌や働きの悪化により血糖値が高くなった病状が糖尿病です。主にインスリン分泌が低下した病態をⅠ型、分泌能が変化あるいはその機能が低下した病態をⅡ型と呼び、多くのI型ではインスリン注射を含めた治療の必要性があります。

インスリン分泌や機能の低下の原因は様々ですが、原因の多くは除去することが困難であることから糖尿病の治癒を期待することは困難です。血糖値が高い状態を放置すると、腎不全や神経障害や全身の血管状態悪化による網膜症や心筋梗塞や脳卒中や四肢の壊疽などを発症させます。そこで内服治療やインスリン注射によって血糖値を安定させることで、このような将来の合併症の発症リスクを低下させることが治療の目標となります。

また、早期の段階では生活習慣の改善や適切な運動によって薬物に頼らない血糖値のコントロールが可能な場合もあります。
十分に相談しながらゆっくりと一緒に病状にむきあっていきましょう。

必要な検査
尿検査、血液生化学検査(採血)、胸部レントゲン、心電図、超音波検査(心臓・腹部)など

高血圧症

高血圧は「病気」というよりも「病状」であり、その原因は様々です。
高血圧という「病状」の原因が治療・除去できるものであれば治癒も期待できますが、多くは治療が困難な原因が複合しているために残念ながら治癒が期待できません。高血圧が「治らない」と云われるのはこのためです。

高血圧を放置すると心筋梗塞や脳出血など重篤な疾患を引き起こすリスクが高まります。そこで、降圧剤を服用することで血圧をコントロールしてより良い状態で過ごしていただくことが目標になります。なかには生活習慣の改善やストレスからの解放から血圧が正常化する場合もあります。
十分に相談しながらゆっくりと一緒に病状にむきあっていきましょう。

必要な検査
血液生化学検査(採血)、胸部レントゲン、心電図、超音波検査(心臓)など

脂質異常症

コレステロール値と中性脂肪値に異常がある場合を脂質異常症といいます。おおくは将来の心筋梗塞や脳卒中を発症させるリスクとなるLDLコレステロール値と中性脂肪値が高値である場合をさします。中性脂肪は生活習慣の改善でもある程度の改善が期待できますが、コレステロール値の異常は明確な原因が分かっていないために習慣の改善だけでは改善が困難であることもしばしばです。また、原因が特定できないために治癒が困難でもあります。そこで、生活習慣の改善とともに内服薬による薬物療法を継続して行うことで将来的な合併症のリスクを減らしてより良い状態で過ごしていただくことを目標とします。
十分に相談しながらゆっくりと一緒に病状にむきあっていきましょう。

必要な検査
血液生化学検査(採血)、胸部レントゲン、心電図、超音波検査(心臓・腹部)など

高尿酸血症

血液中の尿酸値が高い状態であり、食生活の変化によってその罹患数は急激に増加しています。多くは過剰なプリン体の接種・脂肪蓄積からその代謝産物である尿酸が過剰に生成されることが原因です。プリン体の摂取を控えることである程度の治療効果を得ることが期待できますが、尿酸の生成を阻害する薬剤の服用が必要な場合もあります。
血液中の尿酸が高い状態を放置すると激痛を伴う痛風発作や尿管結石の原因となり、また将来的な心筋梗塞や糖尿病などの合併リスクが増加することが知られています。

その他、甲状腺機能異常、虚血性心疾患急性期後(狭心症・心筋梗塞)、不整脈、気管支喘息、慢性呼吸器疾患、アレルギー性鼻炎など、内科診療全般に対応いたします。
急激な進行期の病状に関しては迅速・適切に専門病院への紹介を行いますが、急性期を離脱して慢性期へ移行した際には改めて引き続きの診療をいたしますのでご安心ください。

訪問診療

ご高齢あるいは通院困難な状況におかれているかたに対する訪問診療は社会的な要請といえます。
がん治療に伴う苦痛の診察、経管栄養が必要な患者様、お身体が動きにくく通院が困難な場合など、地域のニーズに沿った対応を考えております。
地域の要請にお応えできるような定期的な訪問診療体制は準備中ですが、個別のご要望にはいつでも対応いたしますのでご相談ください。